北の国から犬猫と楽しく暮らすための「ヒント」を専門家がお届けします。
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動物の福祉とは
2010年01月14日 (木) | 編集 |
皆さん、動物の「5つの自由(Five Freedoms)」

はご存知ですか。

これはRSPCA(英国王立動物虐待防止協会)が掲げている

動物の福祉で、国際的に認められている動物の福祉基準です。

動物が幸せに暮らす権利が示されています。

1.飢えと渇きからの自由
  健康を維持するために水や必要な食餌を欠かせない
2.不快からの自由
  動物が心地よく休める環境を与える
3.痛み、怪我、病気からの自由  
  健康には気を配り、不調に気づいた時は速やかに処置する
4.動物本来の習性を制限されない自由
  動物の習性に適した環境(スペース、交流、遊びなど)を提供する
5.恐怖と抑圧からの自由
  動物を苦しめる状況は作らない

私たちが動物と幸せに共生していくためには

私たちが動物をよく理解し、必要としていることを

与えてあげることに他ならないと思います。

自分の目線で(人間という尺度で)、飼っている動物を判断する前に

習性を勉強し、5つの自由が提供できているかどうか

見直してみましょう。
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ワンちゃんの首輪は大丈夫ですか?
2009年08月06日 (木) | 編集 |
やっと夏らしいお天気になりましたね。本当にやっと・・・

と思えば気がつくとお盆。

夏が短い北海道なのに、もう秋が近いと思いたくないですね。


随分ご無沙汰してしまいました。思うことがあっても

ブログに向き合う余裕がない日々を過ごしていました・・・・・・・


雨が多かった6.7月ですが、最近は散歩に出られる飼い主さんも

多くなったことでしょう。そこでひとこと。

春先から動物病院に行く機会が増え、感じたことですが、

首輪がゆるいワンちゃんが多いこと。

首輪は、人差し指と中指2本が入るくらいの強さに締まっているのが

理想
です。

トイ・プードルなど小型犬は毛が長く、厚みがあることもあり、

ついそこに合わせて首輪を締めてしまうことが多いようですが、

それでは非常に危険です。

犬が何かの刺激で強くリードを引っ張ればすっぽり抜けてしまいます。

首輪が抜けてしまい、道路に飛び出した犬が車に引かれるという事故は

よくあります。

自分のワンちゃんの首輪は大丈夫かチェックしてみましょう。

事故が起こってしまってからでは手遅れです。

先日病院に来ていたビーグルの首輪がゆるゆるで気になったので、

飼い主さんに「これだとすぐにすっぽり抜けて危険ですよ。

これ以上首輪を締められないなら変えたほうがいいですよ」と

話したら、「あらー。痩せてしまったからゆるくなったんだわー」

と他人事のような反応。それ以降も病院には同じ首輪のまま

通っているようです。

「自分の犬は大丈夫」と思っているかもしれませんが、

犬はちょっとした刺激で走り出したりします。

ワンちゃんのことを愛しているなら飼い主として

そういう配慮もしてあげて欲しいですね。


犬とのトラブルがあったらまず警察に知らせよう
2009年03月08日 (日) | 編集 |
1月に記事にした柴犬がゴールデン・レトリバーに噛まれた事件、

意外な展開で解決しました!

しらを切って責任逃れをしていた飼い主は

結局自分の非を認め、治療費全額を支払うことで示談となったのです。

この飼い主の態度が一変したのは警察の厳重な注意があった

からでした。

警察に報告することを柴犬の飼い主さんに勧めた後、彼女はすぐに近くの

派出所に届け出ました。

婦警は現法律上では犬は物扱いのため「注意できても

検挙できない・・・」とあまり期待できない返事・・・。

その後派出所から警察署生活安全課に連絡が行き、

そこの担当者が相手の飼い主に電話をしてくれました。

G・レトリーバーの飼い主はこちらに責任はない、柴犬の飼い主にも

問題があったと全く非を認めず、さらに横柄な態度であったため、

警察もこれは放っておいてはいけないと思ったらしく、

「ケガをさせたのは確かだから、相手の飼い主さんと

話し合うのは当たり前だろう。そうでなければ警察の

要注意人物となるよ」と柴犬の飼い主に必ず連絡を取るように

厳重に注意してくれたのでした。

警察のこの対応で、G.レトリバーの飼い主は焦ったのか

しばらくしてようやく柴犬の飼い主のところに電話をしてきました。

その後も紆余曲折あり、すんなり治療費全額を支払う

とはいかなかったものの、1ヵ月後すべての非を認め、

治療費全額を支払うことで示談が成立しました。

しかし・・・・・・・・・・・・・・

この飼い主はお金を支払うだけで、

柴犬のケガを心配することもなく、最後まで誠意を見せることは

ありませんでした。

ともかく、事件解決。反省はないにしても今後は少しは

気をつけるでしょう。

私はこの報告を柴犬の飼い主さんから聞いて本当にうれしく思いました。

今回の事件で私が感動したのは、

・通常は泣き寝入りすることが多い中で、柴犬の飼い主さんが
 最後まで頑張ったこと
・法律上何もできない警察がことの大きさを理解して厳重に注意して
 くれたこと(期待以上の対応があったこと)

です。

こういう無責任な飼い主を少しでも減らして、よりペットとすごしやすい

社会にしていくためにも、飼い主は諦めず対応しましょう。

まず事件が起こったらその場で警察を呼ぶ、そうできない状況なら

相手の連絡先を必ず聞き、警察、保健所に連絡すること。

同時に市の無料相談ができる弁護士に相談すること。

ただ今の日本は常識が通用しない人も多いので、

加害者を見て対応することも重要です。



犬と快適に暮らせる環境を!
2009年01月30日 (金) | 編集 |
昨年に引き続き、今回も船を使って帰省しました。

小樽~舞鶴まで。所要時間は21時間。

時間は長くてその分休みは取られるわけですが、

幸太郎へのストレスが少ないといううちの主人の意見から、

2年連続船を利用することにしました。

幸太郎へのストレスが少ないというのは、

船では飛行機と異なって、飼い主が消灯時間中以外はいつでも好きな

時に会いに行けるからです。

ひとりで居るのが時間が短いのと、長くても飼い主に会えて

遊んでもらえるのは犬にとってどちらがいいか・・・という選択に

なりますが。

私たちが考えたのは、飛行機は温度調節をしていても

実際どういう場所でひとりでいさされているかわからないし(飼い主は

見ることはできないから)、暗かったり、大きなジェットエンジンの

音がして、時間が短くても犬には極度にストレスになるのでは

ということです。

もちろん、ワンちゃんの性格やどれだけひとりでいることに慣れているか

なども関わってきます。

ただ、ひとりに慣れていたとしても、いつもと異なる場所だとどの犬も

不安でストレスを感じるのは当然でしょう。

幸太郎は音に敏感、時間が長くても会って遊んであげる時間が

数時間に1回与えてあげれる船の方が安心できると考えたのです。

(会社勤めで、短いお休みしか取れない方は無理だと思いますが・・・)

しかし、幸太郎が過ごす船のスペースは快適とは言えません。

動物病院と同じケージが8組くらい並んでいて、

その中でほとんどの時間を過ごすことになります。

船ペットルーム 1 並べられてるケージ

船ペットルーム 2 ケージの中に寂しそうにいる幸太郎

ケージから出して遊べるスペースはほとんどないと言えるでしょう。

でも私たちは数時間に1回ケージから出し、その狭いスペースを

最大限に使ってボールのフェッチゲーム、サーチゲーム、

引っ張り合いなど目いっぱいして、満足させてからケージに

戻すことを繰り返しました。

船ペットルーム 3 遊べるスペース

もちろん、またケージに入る時は寂しそうでしたが、

幸太郎の頭には「数時間この中でいたら(寝ていたら)、飼い主は

来てくれる」と思っていたと思うんです。

日常のお留守番も同じだと思います。

まず慣れることは必要ですが、行く前、帰ってきたらしっかり

遊んであげると犬はそれを期待して待っている(学習する)ことが

できるはずです。

と・・・こういうふうに飼い主が犬と過ごせるとするなら、

もっと快適に旅ができるように、飛行機も船も考えて欲しいなと

思います。

飛行機は機能的に難しいかもしれませんが、船の場合は

もう少し犬を自由にさせられるスペースや犬といっしょに過ごせる

部屋を作るなど、工夫して欲しいと願います。

どちらにしてもまずは飼い主がどこでも連れて行けるように

しっかりしつけておくことが必要ですよね。

そうならないと、環境づくりをしてもトラブルが発生するだけに

なってしまう。

やはり行き着くところはそこですね。





飼い主の責任
2009年01月27日 (火) | 編集 |
あけましておめでとうございます・・・とすっかりご無沙汰して

1月末になってしまいました。

新年明けてからしばらく帰省していたのと、溜まっていた仕事の処理に

終われ、今になってしまいました。

その間にはいろいろなことがありました。

そのいくつかを皆さんにお伝えしたいと思います。


先日仕事で某病院にたまたま居た時のこと。

眼科を訪ねて来ていた飼い主さんが、私に話しかけてきました。

若い女性の飼い主さんです。

私がしつけ等を行っている者だと病院スタッフから聞いた

ようです。

お話を聞くと、飼い犬が散歩中に他の犬に目の下を噛まれて

ケガをしたとのことでした。

幸い目には異常なく、ケガの程度も目の下が傷になっただけで、

抗生物質を塗布し、薬を飲めば治るということでした。

ただこの飼い主さんはケガをさせた犬の飼い主の

態度が信じられず、私に相談に来たのでした。

事件が起こったのはこの飼い主さんが柴犬を連れて公衆トイレの前を

歩いている時のことでした。

公衆トイレの前は歩道になっており、歩いていると突然公衆トイレの中から

ゴールデン・レトリバー(若い犬だったらしいですが、ゴールデンが

噛み付きを見せるとは珍しいですよね)がいきなり飛び出してきて

この柴犬に噛み付きました。

柴犬も驚いて少し反撃しましたが、

相手の犬には怪我はありませんでした。

ゴールデンは公衆トイレ内のどこかにリードでつながれていたようですが、

つないでいた場所が歩道に近かったのか、それともリードが長かったのか

歩道に出てきてしまう状況になっていたことは確かです。

噛まれた柴犬が流血しているのにもかかわらず、ゴールデンの飼い主は

何もなかったように謝りもせずに、逃げようとしました。

柴犬の飼い主さんは急いでこの飼い主を追いかけて、ゴールデンが

噛んでケガをしたことを説明しましたが、この飼い主は知らない、

噛んでいないと主張。

それでも柴犬の飼い主さんは名前と電話番号を問い詰め、

そのあとすぐに病院に直行しました。

その夜、彼女は住所を突き止め、お父さんとこの飼い主の家を

訪れました。しかし、飼い主はしらを切って話に応じようとしませんでした。

その結果、弁護士に相談することを考えています。


日常的にはよくある事件なのかもしれませんが、

皆さんどう思われますか。

相手の犬にケガをさせておいて謝罪もしないで逃げる。

人間として非常識極まりないですが、飼い主の責任も全く

感じられません。

まず相手が何もしていないのに攻撃性を見せる犬を

飼っていることだけでも問題なのに(飼い主として管理できていない)、

さらに事実を認めない・・・あまりにも身勝手ですし、

そういう飼い方しかできないのであれば、飼うべきではないと思います。

こういう飼い主がいるから、一生懸命犬猫に向き合って飼ってらっしゃる

飼い主さん、犬猫たちが住みにくくなるんです。

公共の場ではくれぐれもこういう飼い主に出くわさないように

気をつけましょう(気をつけようがないのが、問題なのですが)。

そして・・・

もしこういう事件に巻き込まれ、加害者がケガをさせたことを

認めないなら、まずその場で警察を呼びましょう。

警察は訴訟に関してなどは何も手助けはできませんが、

事実を確認してもらう(事情調書をその場で取る)

ことはできます。つまり加害者に事実を認めさせることはできます。

そして保健所に事件を報告することも必要です。

狂犬病の注射をしているかを相手に確かめる必要があったり、

危険な犬であれば対処を考えるということもあるからです。

皆さん、今一度飼い主の責任というものを考えましょう。









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