北の国から犬猫と楽しく暮らすための「ヒント」を専門家がお届けします。
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犬猫の飼育頭数の増加-犬の高齢化と猫の多頭飼い
2009年02月20日 (金) | 編集 |
「第15回(平成20年度) 全国犬猫飼育率調査」の結果が

発表された。

推計される飼育頭数は、犬が1,310万1千頭、猫は

1,373万8千頭で、犬猫合計では2,683万9千頭。

昨年度の犬猫飼育頭数合計2,552万6千頭に比べ

約130万頭の増加となった。

その中で7歳以上の犬は、全体の55.3%と昨年度から4.3%増加し、

犬社会の高齢化が進んでいる結果となっている。

一方猫は平均飼育頭数が増え、今年度の猫の平均飼育頭数は

1.84匹と、犬の1.39匹に比べ多頭飼いが目立っている。



犬は高齢化が進む中での健康管理、いかに楽しく

余生を過ごさせてあげられるか(クオリティライフ)が

今後のテーマになるでしょう。

猫は飼い主さんが責任を持った多頭飼育を心がけて欲しいと

思います。

ちなみにうちのコウタロウももう8歳を過ぎました。

病気一つなく元気で毎日ボールを追いかけていますが(さすがに

以前よりは体力は落ちましたが)、健康に配慮しつつ、彼の好きなことを

せいっぱいしてあげたいと思います。

ペットフード工業会「第15回(平成20年度) 全国犬猫飼育率調査」
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もう一頭子犬を飼う前に
2009年02月18日 (水) | 編集 |
私がよく相談される問題行動の中に「多頭飼いでの問題」

があります。

その問題とは、来客が来たり、音などの刺激があると

吠え始めて収拾がつかなくなる、

先住犬と新入りがなかなか仲良くできない、などです。

飼い主さんが新しく子犬を迎える主な理由は

「一頭だとかわいそうだから」「一頭よりも他に犬がいた方が

お留守番しやすいから」のようですが、本当にこれが

ご自分の犬にとって適切な選択でしょうか。

私はその前にちょっと待って!よく考えて!と一言

もの申したいと思います。

ポイントは先住犬がどういう犬かによります。

飼い主さんがご自分の犬をどのように理解しているか・・・ですね。

犬種、性格、年齢、性別、飼い主さんとの関係はどうか・・・

例えば、飼ってらっしゃるワンちゃんが、M.ダックスの

オス、年齢は7歳以上、人や犬への社会化はほとんど

できておらず、臆病な性格で、飼い主さんの言うことは

なかなか聞かない(基本トレーニングができていない、

飼い主さんのリーダーシップが確立できていない)と

いうのであれば、そこに新入りのワンちゃんを迎えても

飼い主さんが今以上に問題を抱える可能性は高くなります。

なぜなら、先住犬が

・臆病で社会化ができていないこと、年齢差が大きすぎるため
 新入りのワンちゃんを受け入れるのに時間がかかる
・まわりの環境への社会化もできていないはずなので、
 少しの刺激に対して吠えやすく、新入り犬も吠えやすくなる
・飼い主さんの言うことに従わなければ新入り犬も先住犬の
 いけない行動を見習ってしまう

という傾向にあるからです。

要するに新入り犬を迎える場合は、
先住犬がしっかりしつけられていることが重要となります。

そのために必要なことをまとめると

・先住犬に子犬の時から人や犬、周りの環境に社会化を
 させておくこと
・飼い主さんの言うことに従えるように楽しく基本トレーニングを行い、
 犬との適切な関係を構築しておくこと
・問題行動が見られる場合は、できるだけ早く適切に対処し、
 改善させておくこと

そしてこれらができていると考えて新入り犬を迎える場合は

・同姓ではなく異性を迎えた方が関係は収まりやすい
・年齢差は2,3歳くらいが適当
 近すぎる場合は闘争心が起きやすくなり、年齢差があり過ぎる場合は
 行動パターンが異なりすぎて、先住犬にストレスがかかってしまう

ということを知っておきましょう。


マールカラーのチワワを登録禁止 ― 英国ケンネルクラブ
2009年02月12日 (木) | 編集 |
英国ケネルクラブは、マールカラー(同系色の明るい背景色に

暗いパッチの大理石模様のこと。ボーダー・コリーやシェルティなど

コリー系によく見られる)をした親犬から生まれたチワワの

子犬の登録を禁止することを決定したと発表している。

これはチワワのマールカラーは同犬種の自然な色ではないこと、

健康に問題がある可能性がある(特に親のマール遺伝子が2つ

重なると生存率が低い、難聴などになりやすい)ということから、

スムースコートとロングコートのチワワ両方を対象に、

マールカラーの親犬から生まれた子犬の登録を禁止するというもの。

英国ケンネルクラブは犬の健康をさらに強化していくためにも

全犬種のスタンダード見直しを開始しており、

英国で最も人気の高いラブラドール・レトリバーは

起こりやすい肥満、股関節形成不全(股関節形成異常)を

防止するために、もともと鳥猟犬として仕事をする機能を

維持した体をスタンダードとしている。

この新規定は2009年Cruft(世界最大のドッグショー)

で採用される予定。

http://www.thekennelclub.org.uk/item/2234/23/5/3

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英国ではパピーファームなどの悪徳繁殖業者が増えつつあり、

無理な繁殖から健康や行動に問題がある子犬も出てきて

います。

その背景から、絶対的権力を持つケンネルクラブが

スタンダードを見直すことに至ったようです。

そこまでには各動物愛護団体や専門家の

押し上げがあったに違いありません。

犬種のスタンダードを決めているケンネルクラブが

それを見直せば、英国のように自ら足を運んで

子犬を選ぶのが普通の国では、まず消費者がその基準で

子犬を選ぶようになるでしょうし、それに合わせて

ブリーダーも繁殖を考えざるを得なくなるでしょう。

日本でもマールカラーのチワワが出てきています。

日本のケンネルクラブもそこまで考えて欲しいものですね。


イギリスの郵便屋さんVS攻撃犬
2009年02月10日 (火) | 編集 |
イギリスの犬の問題行動で最も多いのが、家族以外の人への攻撃行動。

中でも多いのは、見知らぬ来客への攻撃行動です。

この攻撃行動は、なわばり意識や人に慣れていない犬の恐怖心による

ものがほとんどです。どちらにしても彼らにとっては「敵」

制服を見慣れていない犬にとっては配達人はさらに敵。

最初はこれらの理由で警戒心から「あっちへいけ!」と吠えますが、

配達人は来てすぐに帰ってしまいますよね。

これが繰り返されると犬は自分が吠えたから敵は行ってしまった、

吠えるのは効果的と学習し、吠える行動はエスカレートしていく

わけです。

最初は警戒していたのが、自分が追い払ったと思い(吠えることが結局

犬にとってご褒美となる)、得意になって吠えるようになるんですね。

来客が来た時(インターホンで吠える)に犬が激しく吠えるのは、

このように学習してしまった行動によるものです。

あいさつしたくて興奮して吠える以外は。

ということで、イギリスで犬の標的になりやすいのが郵便配達人。

イギリスでは宅配はほとんどないので、毎日郵便を運んでくれる

彼らが犬にとって敵なのです。

野性味あふれる中型犬、大型犬が飼われていることが多いイギリス。

日課になっているなら、その時間になるとそわそわし、玄関先で

待っている犬も・・・。

郵便受けはだいたいドアについているので、犬は気配を感じたら

突進し、配達人が郵便を奥まで差し込むとその手に

ガブリ、飼い主がドアを開けたらいきなり飛びついて噛む

ことも少なくなりません。

ちなみにうちのコウタロウもイギリス滞在中は

ドアに付いている郵便受けの音が

少しでもしたら、ウーと言いながら突進していました(汗・・・)気まずい

郵便配達人にとっては毎日が深刻なバトルの日々。

そこでロイヤル・メール(イギリス国営郵便局)は

何と、スタッフ向けに攻撃的な犬にどう対処するかというセミナーを

定期的に開くことにしたのです。

さすがイギリス。問題意識も高いです。

内容まで詳しいことはわかりませんので、このセミナーが

配達人の役になっているかどうかは???ですが。

私が上記の状況でイギリスの配達人にアドバイスするとしたら・・・

ドアが郵便受けについている場合は、郵便物を入れる前に

おやつをいくつか入れてから郵便物を入れること。

それを繰り返すと犬は敵だと思っている相手を

「好きなものを持ってきてくれる人」と認識するようになり、

攻撃的な行動は少しずつ収まっていくと考えます。

配達人が玄関先に入る場合は、飼い主がどれだけ犬を

コントロールできるか次第なので、

まずは飼い主へのアドバイスということになるでしょう。

やり方がどうであれ、イギリスの郵便局全体が問題を深刻に捉えて

何とかしようと行動に移しているのがわかりますよね。

こういう姿勢、日本の社会にも行き渡って欲しいです。





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