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問題行動の治療とトレーニングの違い
2008年08月19日 (火) | 編集 |
問題行動の治療(行動カウンセリング)は日本ではまだよく知られて

いないので、どういうものかを簡潔に説明しておきたいと思います。

問題行動の治療とは一般のトレーニングとは異なり、

行動学という学問にに基づいて飼い主さんが抱える問題行動

(飼い主さんが困る犬猫の行動)を解決していくものです。

もう少し具体的に説明しますと、

犬猫の問題行動に影響する要因には遺伝的なもの

(犬種、血統、個体差)、そして環境的なもの(飼育環境、食餌、

飼い主さんの日々の接し方など=偶発学習、服従トレーニング=

意図的に起こさせる学習)、生理学的なものでは性ホルモンによる

影響があります。

多くの場合はこれらの要因が複雑に合わさって、

問題行動となって現れるわけです。

例えば臆病な性格なワンちゃん(犬種、個体差)が子犬の時に

他のワンちゃんに接する機会を与えられず(意図的に起こさせる学習)、

散歩に出かけた時に出会ったワンちゃんに吠えられたため、

それ以降他の犬を警戒するようになって吠えるようになった(偶発学習)、

という具合です。

問題行動を解決するには原因となっている要因を明確にし、

その要因を取り除くためにに環境を整えたり、飼い主さんの対応を

変えたりなど、幅広い角度からのアプローチが必要となります。

それを行うのが問題行動の治療です。

上記の問題行動の場合は、他の犬との交流の仕方がわからないまま

育ったこと、そして他のワンちゃんから嫌な経験をしてしまったことで

起こった問題行動ですから、そこを克服させるためのアドバイスを

飼い主さんに行い、飼い主さんに実践していただくことになります。

一方、トレーニングは犬にものごとを学習させるテクニックを

飼い主さんがトレーナーさんから学ぶことを指します。

トレーニングだけでは問題行動を根本的に改善することは

できません。


問題行動を改善するには、問題行動の深刻度によりますが、

最短で2週間、最長で1年くらいかかる場合もあります。

専門家は飼い主さんと密に連絡を取り、経過を見ながら定期的に

アドバイスを行い、飼い主さんと犬猫が問題なく暮らせるところまで

改善に導いていきます。

改善するかしないかの大きなポイントは、飼い主さんがどれだけ

アドバイス通り時間を割いて努力できるかによります。

かかる期間もそれに伴います。

私の経験上、どういう問題でも完全に治すことは難しくても、

飼い主さんの努力次第で改善することは可能と言えるでしょう。

もし飼い主さんが犬猫の問題行動に悩んでいて、

互いのために少しでも良くしたいという気持ちがあれば、

早めに対応することをお勧めします。



ペットカウンセリングも参考になさってください。
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コメント
この記事へのコメント
こんにちは~!
すっかり出遅れました。すみません^^;
問題行動治療と、トレーニングの違い、
もっともっとたくさんの飼い主さんに理解してもらいたいですね^ ^
この記事にリンクさせていただいてもいいでしょうか?
2008/08/21(Thu) 19:16 | URL  | ワタシ #9L.cY0cg[ 編集]
こんばんは。
問題行動治療と、トレーニングの違い、多くの方に知っていただけると、本当に困っていらっしゃる飼い主さんを助けられることができるかもしれません。
リンク、どうぞよろしくお願いいたします。
2008/08/21(Thu) 21:17 | URL  | こうたろうママ #-[ 編集]
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