北の国から犬猫と楽しく暮らすための「ヒント」を専門家がお届けします。
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自分の犬に合ったトレーニング法を選ぼう
2008年12月16日 (火) | 編集 |
最近テレビの番組でさまざまなトレーニング法が

紹介されるようになりましたね。

同じように異なった手法のトレーニング本やネットでの情報が

出回っています。

褒めて教える方法、天罰、肉体的苦痛で教える方法など。

だからこそワンちゃんにものごとを教えていくためにどの手法が

適切なのか、頭を悩ましている飼い主さんも少なくないのでは

ないでしょうか。

そこで私が飼い主さんにお願いしたいのは、

ご自分のワンちゃんにどの手法が適切か

よく見極めて欲しいということ
です。

トレーナーさんの手法はそれぞれ異なり、どれが良くて悪いのではなく、

自分のワンちゃんに合っているかどうかが大切だと思います。

日本で飼っている家庭犬は小型犬が多いですよね。

チワワ、トイ・プードル、M.ダックス、シーズー、ポメラニアン、

マルチーズ、パピヨンなど・・・。

同じ犬種でも外交的で温和な犬もいますが、内向的で臆病な

犬はよく見られます。

それらの犬に力づくで服従させるように子犬の時から

トレーニングすると、何事にも自信の持てない、臆病な

犬になってしまうかもしれません。

そしてそれが原因で自己防衛のために攻撃的な犬に

なってしまうかもしれません。

だから自信を持たせてあげるためにまず褒めてものごとを教えてあげる

ことが必要ですね。

一方柴犬や北海道犬、ラブラドールなど噛む力やパワーがある犬、

テリア系などのしつこい犬は扱いを間違えると人に

ケガをさせてしまうこともあるので、飼い主さんはしっかり

犬をコントロールできる手法を身につけておかなくてはなりません。

したがって飼い主さんはご自分のワンちゃんを十分に把握した上で、

適したトレーナーさんを選ぶことが重要だと思います。

そのためにはまず飼い主さんが犬とはどういう動物か、

自分が飼っている犬種がどういう特性があるかを勉強し、

行動をよく観察することが大切です。

私が犬のトレーニングをする上で最も大切にしていることは

その犬に合わせたトレーニング。

犬に服従をさせることだけがトレーニングではなく、

飼い主さんがけじめをつけながら犬の好きなことをしてあげることで

犬が飼い主さんを好きになり、互いの絆を深めていける

そういうトレーニングが好ましいと思っています。

基本はいいことをした時に見逃さずに褒めて教える方法ですが、

いけないことはしっかり注意し、時には厳しい態度も必要とします。

どの犬もいいところがあれば、飼い主さんから見て

困ったところもあるし、神経質で引っ込み思案な犬もいれば、

のんびりさんや逆に元気いっぱいの活発な犬もいる・・・

それをよく見極めていいところを伸ばして、いけないところを

抑制できればいいですよね。

そうすれば犬との良い関係が構築できると私は信じています。









冬でも犬をしっかり散歩させよう!
2008年12月07日 (日) | 編集 |
本格的な冬になってきましたね。

うちの幸太郎は雪が大好きなので、もぐったり、走り回ったり、

うれしそうにはしゃいでいます。雪の中のボール遊びも大好きです。

ところで冬になるとご自分のワンちゃんを散歩させない飼い主さんも

多いようです。

私が接する飼い主さんの中にも「うちの犬は雪を冷たがって歩かないの」

「寒いと犬はかわいそうだから」という理由でほとんど散歩させない方も

います。

さて、犬はほんとうにそう感じているでしょうか。

犬は私たち人間よりも体温が高い動物。毛の長さの違いはありますが、

体温を保てるようになっています。

確かに短毛の犬は長い毛の犬よりも寒さは感じやすいので、コートを

着させてあげるのはいいですが(ちなみにうちの幸太郎は短毛ですが、

コートは着ていない)、体を動かせば基本的に問題なし。

ただし、防寒着が必要な犬種もいます。

例えば人気犬種のチワワはブラジル生まれで寒さに弱いため、

コートは着せてあげた方がいいですね。

雪道を歩きたがらないのは慣れていない場合がほとんどです。

犬は寒さに強いはずですし、外に出ることや遊ぶことが好きであれば

そういうことも気にならないはず。

雪が苦手なのは小型犬に多い兆候ですが、

多くの場合は犬が少しでも歩きたくない様子を見せると、

飼い主さんがかわいそうだと思ってしまい、

外に行かなくなってしまうからです。

もちろん無理やり犬を散歩に連れ出すことは、犬に散歩は嫌だと

一層思わせてしまうことになりかねないので良くありませんね。

でも、大切なのは雪道は怖くない、嫌じゃないと思わせる

誘導の仕方です。

少しずつ犬の好きなこと(特別好きな食べ物や、そのときにしか使わない

おもちゃ)で雪道に出ることを誘導し、励ましながら短い時間から

慣れさせていくことが大事なんです。

いろいろなことに子犬を社会化させる時と同じ方法です。

雪道の散歩も子犬の頃から少しずつ飼い主さんが努力して

慣れさせていかないと、歳をとるにつれて警戒心は強くなり、

雪が降ると全く歩かなくなります。そしてそれがきかっけで

雪が解けても、春になっても外に出たがらない臆病なワンちゃん

になってしまうこともあります。

実際北海道の飼い主さんは本州の飼い主さんよりも冬に

散歩させない傾向にあるため、特に秋から冬に生まれた

子犬の社会化は遅れて、問題行動に発展するというデーターが

私の行動治療のケースでも出ています。



子犬を飼い始めた飼い主さん、子犬を飼っている飼い主さんは

今のうちに努めて雪への社会化

行ってあげてください。そして雪の楽しさを教えてあげてください。

根気良く続ければきっと雪の中で遊ぶのが好きになりますよ。








しっぽの会のケア・トレーニング
2008年10月06日 (月) | 編集 |
昨日、しっぽの会から新しい飼い主さんのもとへと巣立った

ワンちゃんへの「ケア・トレーニング」を高橋動物病院で

行いました。

参加のワンちゃんは子犬、ミックス中型犬、シーズー、など

8頭。そしてうちのクラスに参加してくれているしっぽの会

出身のくるみちゃんと、管理センターから保護したレオくんが

模範犬として来てくれました。

トレーニングのテーマは「犬の好きなご褒美を使って、

楽しくコミュニケーションしよう」。

参加してくれたどのワンちゃんも穏やかな良いワンちゃんたち

ばかりで、スムーズに楽しくトレーニングすることができました。

犬との関係を構築するために必要な基本、「おすわり」「ふせ」

「まて」を犬がいつでも聞けるように練習してもらいました。

そして、最後は楽しく「まわれ」の芸に挑戦してもらって終わり。

参加していただいた飼い主さんにトレーニングの楽しさを

感じていただけたなら何よりです。

そして、これをきかっけに犬との生活を楽しんで欲しいなと思います。

詳しくはしっぽの会のホームページをご覧ください。
しっぽの会

IMG_0739.jpg

くるみと飼い主さんがデモンストレーションしてくれているところ
犬のご褒美とは
2008年09月24日 (水) | 編集 |
先の記事にご褒美を使って犬にものごとを教える

お話をしましたが、今回はこのご褒美についてです。

ご褒美というと食べ物=おやつ、というイメージに

なりがちですが、犬のご褒美になりうるものは

他にもあります。

犬が他に好きなもの、生きていく上でなくてはならないもの・・・

遊び(おもちゃ)、飼い主さんとの交流、散歩(運動)です。

飼い主さんとの交流には、飼い主さんが言葉で褒める、撫でる、

何らかの形で構う、などが含まれます。

ここでポイントとなるのは、自分のワンちゃんがどのご褒美を一番好むか

を飼い主さんが見極めることです。

犬種、個体差によって犬の一番好きなものは異なります。

犬によっては食べ物が一番好きとは限らず、

遊びや飼い主さんに構ってもらうことの方が好きな犬もいます。

うちのこうたろうはテリアなので活発で捕食性も強く、

遊びが大好き。

食べることよりもボール遊びや動くものを追いかける、

穴掘りが好きなのです。

この一番好きなものは、新しいことやどうしても言うことを

聞かせたい時に使うのが効果的です。

例えば要求吠えで困っている飼い主さんが、

犬が吠えている時は完全無視し、静かになった時を

見逃さずにすぐに褒めて呼んで来させて、遊びが一番好きなら

好きなおもちゃで遊んであげる、食べ物が一番好きなら

おすわりをさせて、おやつを与えてあげることを繰り返すと

犬は「静かにしたら、好きなことをしてもらえるんだ!」と

学習するようになります。

一番好きなものだと、モチベーションが上がるんです。

人間もそうですよね。

ですから、ご褒美に使えるものに順位付けをして、

それを犬に覚えさせたいことによって使い分けることを

お勧めします。

ワンちゃんとの信頼関係を深めることにも繋がりますよ。



ご褒美の威力
2008年09月23日 (火) | 編集 |
欧米から入ってきた「褒めて教える」方法は

日本でも普及しつつあります。

ご存知の方も多いと思いますが、

これは犬がしていいことをした時に見逃さずに(行動の後2秒以内に)

褒めてご褒美を与えるという、ルアー・トレーニング法。

ご褒美には主に食べ物(おやつ、フード)を使います。

食べ物はほとんどの犬にとって一番好きなもの。

それを与えると、犬はこうしたらご褒美をもらえるんだと

やる気になり、積極的にものごとを覚えようとするわけです。

しかし、飼い主さんの中にはこのご褒美(特におやつ)を与えることに

抵抗がある人もいます。

「おやつを与えると太るから」「おやつを与えないと言うことを聞かなく

なるから」「おやつで教えるなんて飼い主の威厳がなくなる」と・・・。

もちろん、おっしゃることは理解できますよ。

でも・・・私たち人間も興味がなかったり、報酬がなければ、

なかなか何事もやる気にならない(仕事もそう)のと同じように

犬も飼い主に一方的に「こうしなさい」と言われても

聞こうという気にはなりませんよね。

飼い主側がいくら「犬は飼い主の言うことを聞いて当たり前」

と言っても信頼関係がないと無理な話ですし、

その信頼関係を築くきっかけが必要です。

それが犬の好きなご褒美を与えるという方法です。

ご褒美を与えるといっても、むやみに与えるのではなく、

飼い主さんがして欲しいことを犬がした時のみ与えれば、

悪い習慣にはなりません。

犬は好きなことをしてくれる人が好きですから、

飼い主さんをどんどん好きになり、信頼関係も生まれます。

犬はいったん覚えてしまえば、おやつは毎回ではなく、

時々与えてあげれば、犬は喜んで飼い主さんの言うことに

従います。

ダイエットを気にする飼い主さんは、おやつと言っても

ジャーキーだけではありませんから、野菜(にんじん、きゅうり、

だいこん、キャベツなど歯ごたえの良いものを好む犬も多い)

などを代わりに与えるのも一つの方法。

トレーニングにおやつを与える機会が増える場合は、

毎日のフードで調節するなど、工夫はいろいろできます。

しっかり基本を覚えさせ、飼い主さんとの良い関係を構築していく

ためにも、是非ご褒美をうまく活用してみてください。


親睦会 犬の集中

私のクラスの飼い主さんが持つおやつに集中しておすわりする犬たち。
トレーニングの成果?!だよねー。こうたろうもしっかり参加!


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